Monster:

(米•求人サイト) の新規市場参入

「私たちは現在、求職者に敬意を払うことの大切さを念頭にマッチングの概念を捉えなおし、会社のポジショニングを見直しているところです。顧客の行動や期待の変化に対応すべく、ビジネスを再定義しています」

Elliott Seaborn Monster グローバルインテグレーテッドマーケティング SVP

ニーズ

25年前、Monster の登場により求人広告が新聞からインターネットにシフトし、仕事探しは新時代を迎えました。ウェブ上での求職活動は従来の方法よりも圧倒的に簡単で、急速に普及しました。

それ以来、求人サイトにこれと言ったイノベーションはなく、勤務地や職種で検索したり、ウェブ履歴書を見た企業からコンタクトがあったりという基本の枠組みは長らく変わりませんでした。

その後、市場シェアの縮小と相次ぐ新規参入によりMonster.com は大幅な方向転換を迫られ、従来の事務系職種から肉体労働やサービス系職種という新たな市場へと軸足を移さなければなりませんでした。

ソリューション

求職者と採用側の双方について定量および定性調査を行ったところ、新市場への参入は有望だという結果を得ました。新市場への参入はMonsterにとって極めて重大な変化であることから、調査結果について全社的に深いレベルで共感してもらう必要がありました。本ウェブサイトに掲載されている動画は、新しいビジネスがどのような人々の役に立つのかをMonsterの社員に伝えるとともに、同社の未来がCorey氏(この動画の主人公)のような人たちと共にあることを示すために作られたものです。

目の前に素晴らしい市場機会があることをMonster.comに伝えるのがC Spaceの役目でした。動画では、これから付き合う新しい顧客セグメントの一人ひとりが掛け替えのない個人であることを訴えかけています。彼らは勤勉でスキルがあり、それぞれの分野で稼げる存在であり、求めるのは同じ価値観、家族、コミュニティ、そして収入です。彼らは仕事を通じて自信と、家族のような関係を作れる同僚を求めていたのです。

仕事探しと人材探しの現状を把握するために、私たちは世界6か所で3000人以上の雇用主および求職者と対話をしました。また、継続的な定性・定量調査や、さまざまな分析手法を駆使して適切なオーディエンスを定義し、 Monsterの新しい目的、ミッション、バリューを策定しました。さらに顧客体験価値(CX)のフレームワークを用いて、求人検索において顧客が何を重視し、どのような顧客体験を提供するとビジネスの業績に変化が表れるかを把握することで、Monsterが顧客と自社の双方にとって重要な事柄に取り組めるようにしました。 こうして、社会の要でありながら十分に顧みられることがなかったタイプの求職者に光を当て、彼らのためにMonsterができることを明らかにしました。結果、求職者と雇用主は互いに同じものを求めていたことがわかりました。そして、それは尊敬と人間性だったのです。

クライアントと共に勝ち取ったもの

  • Monster は完成した映像に感銘を受け、これを原型に看護師や食品、サービス業など、さまざまな職種に向けた広告キャンペーン「最適なマッチング」を制作することを私たちに提案しました。
  • MonsterのJonathan Beamer グローバルCMOは、ニューヨークで開催されたモバイル・マーケティング協会のインパクトカンファレンスでCorey の動画を披露しました。グローバルインテグレーテッドマーケティング担当SVPのElliott Seaborn は「あの映像はまさにJonathanが伝えたいメッセージそのものです。素晴らしい映像ですから、使う機会が増えるでしょう」と話しました。
  • Monster は、仕事探しに対する正直な見解を示す新しい広告を制作しました。仕事の厳しい現実と、最適なマッチングを見つけ、幸せを手にすることの困難さを表現したその広告は、YouTube での動画再生回数が3ヶ月で100万回を超えました。